石見銀山が世界遺産登録

世界遺産に興味を持ったのは初めてでした。それは「石見銀山遺跡とその文化的景観」の世界遺産(文化遺産)登録が決定したからです。世界遺産登録が前回保留になっていただけに、この逆転の結果におおっという感じで受け止められているようです。このたびの石見銀山が世界遺産に登録されたことで地球規模で進められているプロジェクトについても、もっと理解を深めていきたいと思っています。
私は何度か石見銀山へは足を運んでいますから、かなり身近な思いがあります。世界遺産といえば一目で強く焼きついてくる迫力を感じるものという先入観があって、石見銀山の場合はその点で先ず説得できなかったようですね、角度を変えて内容の説明をし、改めて説得に当たった結果、認められたとのことに、良かったなとホットした思いです。
世界遺産に登録をするためには暫定リストに記載されていなければなりません。

世界遺産とは

世界遺産には二つあり【文化遺産】と【自然遺産】です。
【文化遺産】
*人類の創造的資質を示す傑作。
*時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。
*現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
*重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本
*ある文化を代表する伝統的集落、土地利用の顕著な見本。
*普遍的な重要性をもつ出来事、現存の伝統・思想・信仰や芸術的、文化的所産に関係するもの。
【自然遺産】
*地球の歴史の各主要段階をあらわす優れたもの。
*生態系や動植物の進化発展に関する生態学的、生物学的過程を示す重要な例。
*ひときわ優れた自然美、及び美的要素をもつ自然現象・地域。

世界遺産の予備知識

世界遺産に興味を持ったのは初めてでした。このたびの石見銀山の登録を知って世界遺産の地球規模で進められているプロジェクトについて、もっと理解を深めていきたいと思っています。
世界遺産は登録される前に暫定リストへ記載されていなければなりません。世界各国が提出する候補は1年に1回2件記載できるから全体では大変な数の候補ということのようです。条件の整ったものを、ユネスコ世界遺産センターに推薦することから登録へのスタートですね。
国内では世界遺産が石見銀山で14個目になりました。先ず国内の世界遺産を現地へ行ってつぶさに見てみたいと思いますね。国内や海外に出かける前に各国、各地域に点在している世界遺産について、予備知識を深めてみたいと思います。
そして、現地へ行ってその雄大な地球の成り立ちと、人類によって生み出された歴史を実際に目で見て、肌で感じて感動を味わってみたいですね。テレビ番組でも取り上げているようだし、あるいはDVDや旅行ガイドを見るのもいいかも知れません。